あらすじ

「三年も王宮書庫に籠もりながら、一冊の魔導書すら解読できぬとは」——第二王子エドワルドから婚約破棄を言い渡された書庫番令嬢セラフィーナ。無能の烙印を押され、家からも勘当、辺境への追放が決まった。けれど彼女には誰にも言えない秘密があった。魔導書に触れるだけで全ての内容が意識に流れ込む——それは、彼女の心臓に宿る『本物の禁断魔導書』の力。母の遺言を守り、三年間ずっと読めないふりをしてきたのだ。新たな婚約者として寄り添う令嬢が「解読」したという魔導書も、実は似ても似つかない誤訳だらけ。けれど真実を証明すれば、今度は道具として利用される危険が待っている。追放された先で待つのは、自由か、それとも新たな運命か。千年の時を超えて受け継がれてきた始原の意志と共に、セラフィーナの本当の物語が今、幕を開ける——。触れた魔導書を蘇らせる力、鎖骨に浮かぶ古代魔導文字の紋様、そして彼女だけが聞こえる魔導書の声。全てを隠して生きてきた令嬢が、ありのままの自分を受け入れてくれる人と出会い、本当の幸せを掴むまでの物語。

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小説を読もう2026/03/10
  • 現在の作品「その魔導書は偽物です」婚約破棄された書庫番令嬢ですが、本物の禁断魔導書は私の心臓に宿っています