あらすじ
一作目を読んでくださった方へ。
販歯厚餓安 好代(はんばあがあ すきよ)がぱんでむに来て三十一日目から、この物語は始まります。
五十六種類の知識が棚に全部ある。
千姿との対話が終わった。
全員から一言もらった。
それでも——まだ食べていないバーガーが、三十二種類ある。
前が広い。それが変わらなかった一ヶ月のあとに続く話です。
無限ダンジョンの深部に、かつてぱんでむに来た人間のにおいが残っていた。
バーガーが好きで、全部食べたかった人間のにおい。
その記録は、どこにもない。
好代はまだ知らないことがたくさんある。
クルーにも、ぱんでむにも、ぱんでむの始まりにも。
バーガーのにおいを想像するだけで、少し前が広くなる——その感触のまま、読んでもらえたら嬉しいです。