あらすじ
ルーヴェン王国第三王子レイは、魔力測定で**「無属性」**と判定される。
この世界で無属性とは、ほぼ役立たずを意味していた。
王族でありながら期待されない王子。
そんな彼の前に現れたのは、屋敷で働く一人のメイド――エフィリア。
ただのメイド。
少なくとも最初は、誰もそう思っていた。
だが彼女の剣は、あまりにも強すぎた。
やがてレイは彼女をきっかけに、
裏の世界で噂される存在へと関わっていく。
黒き薔薇。
それは、たった十人で国をも揺るがすと言われるメイドたち。
無属性と呼ばれた王子と、黒き薔薇のメイドたち。
彼らの物語はやがて――
冥府十王、そして魔王を巻き込む戦いへと繋がっていく。
これは、無属性と判定された王子が
世界の運命に関わっていく物語。
「俺が魔王じゃなかったら誰が魔王だというんだ」