あらすじ
魔法や精霊、幻獣が息づく美しい世界。
亡き父の跡を継いだアリシアは、移動サーカス団『エトワール・メモリア』の若き団長にして、花形の空中ブランコ乗り。
しかし経営の才能はさっぱりで、サーカスは莫大な興行税を滞納し、解散の危機に瀕していた。
そんな彼女の前に現れたのは、王立国庫管理局の徴税査察官スパーダ。
「全額返済できなければ、テントと魔獣を差し押さえる」
そう冷酷に告げる彼は、経営指導の名目でサーカスの裏方にまで徹底的に介入してくる。
最初は反発していたアリシアだったが、スパーダはただの嫌味な役人ではなかった。
素人離れした手際で舞台装置を直し、不審なトラブルを未然に防ぎ、過酷な練習の後は誰よりも優しく彼女を労ってくれる。
「ただのお堅い役人」とは思えない鋭い身のこなしや、時折見せる影のある横顔。
そして、二人きりになった夜のテントでだけ向けられる、過保護なまでの甘い眼差しに、アリシアは抗えず惹かれていく。
彼がサーカスに居座る、本当の理由とは――?光る魔石のランプが彩る夜空の下、秘密を抱えた査察官との、甘くロマンチックな恋のショーが開幕する!
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全41話 10.3万文字 完結済 偶数日投稿
カクヨムで先行公開しています。よろしければこちらもどうぞ。
https://kakuyomu.jp/works/822139846229176281