あらすじ
二ヶ月前。
俺――リュウイチは、記憶を失ったまま魔物討伐学園で目を覚ました。
自分が何者なのかも分からないまま、授業を受けて、運動して、寮に帰るだけの毎日。
そんな日々が、ある日突然変わった。
校舎を歩いている途中、足場が消えた。
気づけば、普通の生徒は入れないはずの謎の部屋に立っていた。
そこにいたのは、目にクマを作った廃人のような男。
彼は言った。
「ここはディアセントしか入れないはずなんだが……」
そしてこう続けた。
「お前、普通の人間じゃねぇな。」
男は元・魔物討伐学園の教師。
だが今は――ただの不法侵入者だった。
ルールは二つ。
・俺のことを先生と呼べ。
・毎日、飯を持ってこい。
こうして俺は、カップ麺で釣られながら、
謎だらけのダメ教師に鍛えられることになった。
だが俺はまだ知らない。
自分がこの世界の常識から外れた、
最上位階級〈ディアセント〉の存在であることを。