あらすじ
公爵令嬢アウレリアは、王太子の婚約者として、そして名門公爵家の娘として、ずっと“耐えること”を求められてきた。
亡き母の死後に迎えられた継母と義姉妹に居場所を奪われても、冷たく扱われても、いつか責務が報われる日が来ると信じていたのだ。
けれど卒業舞踏会の夜。
王太子は大勢の前で婚約破棄を宣言し、義妹こそ真実の愛だと言い放つ。
悪女の汚名を着せられ、すべてを失った――
誰もがそう思った、その瞬間。
アウレリアの静かな反撃が始まる。
奪われたものを、ひとつずつ取り戻すために。
隠されていた真実を、ひとつずつ暴くために。
そして、自分を踏みつけた者たちを、二度と這い上がれない場所まで落とすために。
これは、黙って耐えていた公爵令嬢が、婚約破棄をきっかけに運命を覆し、
裏切った王太子も、継母も、義姉妹も、まとめて断罪していく物語。
――今さら泣いても、もう遅いのですわ。