あらすじ

毎朝、目が覚めると枕が濡れている。夢の内容は覚えていない。ただ温かい何かの残滓だけが、胸の奥に残っていた。 四十五歳、バツイチのサラリーマン・田中誠二。ある朝、駅前コンビニで働く新人店員・水瀬小花と出会う。見覚えのない顔なのに、なぜか懐かしい。「おはようございます」のひと声が、頭から離れない。 笑窪。水瀬という苗字。小花という名前。 二十九で消えた幼馴染・リナの記憶が、少しずつ動き始める。 裏山の古い社、木箱の中の枝、花の世界との契り。失われたものと、引き継がれていくものの物語。

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カクヨム
カクヨム2026/03/09
  • 現在の作品泣いた朝のことを君は知らない