あらすじ
ちょっと捻くれた狐の戻様(れいよう)。
金髪美少年の月兎、蒼真(そうま)。
そして、お人好しで優しい天狗、蘭(あららぎ)
小さな喫茶「夜半」で、三人の縁は静かに結ばれていく。
「……自分の事可愛いと思っておる、めでたい頭の兎がおるらしいぞ」
「へぇー……僕はさー、捻くれたクソみたいな狐がいるって聞いたけど?」
「……えっと、私お茶入れてきますね!!」
互いに意地悪を言い合い、笑い合う日々。
そんな、ささやかで穏やかな時間の中で、三人の関係は少しずつ深まっていく。
――これは、異界と人界を結ぶ三つの縁の物語。