あらすじ

冬の神田川。 同棲三年目の部屋で、「寒いね」と言っただけの言葉が、なぜか空気を冷やしてしまった。 彼は悪い人じゃない。 むしろ理解のある彼氏だ。 それでも私は、どこか寒かった。 川沿いを歩いていると、古い歌が流れてくる。 吸い寄せられるように入った小さなスナックで、私は三毛猫のママに出会う。 猫の名前はクロード。 ハイボールを飲みながら話すうちに、クロードは静かに言った。 「応援係になると、寒くなる」 寒い夜に、自分の人生の主語を取り戻す物語。

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カクヨム
カクヨム2026/03/09
  • 現在の作品猫のクロード ― 神田川