あらすじ

異世界召喚で俺が手に入れたスキルは、たった一つ。 【魔力略奪】——他者の魔力を奪うだけ。 「使えない」「欠陥品」「足手まとい」 仲間にそう笑われながらも、俺はその力だけで三年間を生き抜いた。 誰も知らない場所で、誰にも気づかれないまま。 そして勇者が邪神を倒した日、俺はひとりで現代に帰った。 もう戦わなくていい。 普通に生きるだけでいい。 ——そのはずだった。 帰還から半年後、渋谷のど真ん中にダンジョンが出現した。 モンスターが街を蹂躙し、人が死んでいく。 俺には関係ない。そう思っていた。 でも、そのダンジョンの奥から漂う魔力の波長を——俺は知っていた。 三年前、異世界で何度も感じた、あの邪神の残滓だ。 「……終わってなかったのか」 奪うだけの男が、今度は世界そのものを守るために動き出す。

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カクヨム
カクヨム2026/03/09
  • 現在の作品魔力泥棒の異世界帰還者――俺のスキルは「奪う」だけのはずだったのに、なぜか最強探索者として現代ダンジョンの頂点を目指すことになってしまった件について