あらすじ
体に目玉模様の痣が浮かぶと、百日後に必ず死に至る。
そんな奇妙な病、『百目鬼病(どうめきびょう)』が世間に広がっていた。
体の痣が増えるにつれ、患者は見えない“彼女”の存在を口にするようになる。
“彼女”に魅入られたように、幸せそうな顔で亡くなっていく患者たち。
治療法も分からぬまま患者と向き合っていた医師は、やがて自身もその病を発症してしまう。
そんな中で出会ったのが、一人の女性――百乃(ももの)
なぜか百乃は、病の発症を防ぐ方法を知っていた。
そして患者たちは、百乃に引き寄せられるように集まってくる。
患者たちが口にする“彼女”は百乃のことなのか。
それとも――
百日という期限が迫る中、惹かれ合っていく医師と百乃。
病の謎に辿り着いた時、医師が選択した百乃との未来は……。
※カクヨム10テーマ小説コンテスト(ホラー恋愛部門)応募作品