あらすじ
伯爵令嬢アリーチェは、一族に生まれるはずのない『翡翠の目』を持つ子として、周囲から異形と呼ばれ疎まれていた。
家族は跡取りである弟を溺愛、父の病の治療費で家は没落寸前。使用人のように家の仕事もさせられる。
そんな人生を諦めかけていたアリーチェは、家の援助を申し出たファルネーゼ侯爵家に嫁ぐことになった。
侯爵家の当主アウレリオは策略家で敵対したものは身内でも手にかけるという噂があり『血霞の侯爵』と呼ばれている。
怖がるアリーチェだが「ここにいるよりマシ」その思いとは裏腹にファルネーゼ家での生活は天国のようだった。
ここでは息ができる。自由に生きられる。そして、侯爵様からの不器用な溺愛が止まらない――?
これは家族に愛されなかったヒロインが、新天地で大切にされて幸せになっていく再生と溺愛の物語。
Tales・カクヨムにも掲載中