あらすじ
「お掃除スキルなんてメイドでもできる」と婚約破棄され、魔境と呼ばれる辺境へ追放されたルシア。しかし彼女は「ついに実家の小言から解放されて、心置きなく掃除ができる!」と大喜び。
ルシア本人は「ホコリを払っている」だけのつもりだが、側から見れば巨大なドラゴンを一撃で塵に帰し、「カビを取っている」つもりで古代の呪いを消滅させるというアンジャッシュ的なすれ違いが発生。
辺境の最強騎士団長は、彼女を「掃除の隠語で暗殺をこなす、伝説の大賢者」だと勘違いしてひれ伏し、領民たちもルシアを神のように崇め始める。
ルシア本人は「みんな掃除好きな私を褒めてくれて優しい!」と能天気に辺境をピカピカにしていく。後日、ルシアの真の力(と勘違い)に気づいて連れ戻しに来た王太子に対し、ルシアは「あ、大きなゴミが落ちてる」とホウキを一振りし、王太子を物理的に空の彼方へ吹き飛ばす。