あらすじ

普段は星も見えない街・久世ヶ原。 ある夜、白石湊にだけ、夜空いっぱいの星と、空を裂く細いひびが見えた。 空からぽろりと落ちた星屑。 旧ホームに現れる“来ないはずの列車”。 そして、失くしたものを街へ返そうとする異界の気配。 番傘をさした少女・篝に導かれ、湊は四年前に失踪した妹・澪が、いまも“向こう側”に残されていることを知る。 妹を取り戻したい願いと、失われたものを帰そうとする街の異変は、やがて現実そのものを揺るがしていく。 これは、喪失をなかったことにするための物語ではない。 失ったものを、失ったまま終わらせないための、現代ファンタジー。

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カクヨム
カクヨム2026/03/09
  • 現在の作品空にひびが入った夜、四年前に消えた妹は“向こう側”の駅にいた 〜失くしたものが帰ってくる街で、俺は鍵を拾った〜