あらすじ

貧しき故郷を救うため、冒険者として成り上がるため、勇者パーティに絶対に加入したかった若き黒魔道士クロノス。 パーティが求めている役職が盗賊だったため、盗賊を詐称してパーティに加わることにした。 不慣れながらも盗賊のフリをしてパーティに貢献しようとするも、「黒魔法も使える盗賊じゃなくて最早黒魔道士が盗賊やってるだけだろ」とあっさり嘘を見抜かれてしまう。 職業の詐称だけならまだ辛うじてパーティにいられたのだが、勇者エルドとその仲間たちは冷静にクロノスの欠点を指摘していく。 「黒魔法自体は確かに強力だが、弱体化の呪いは味方も巻き添えになるし、アタッカーとしては自傷戦法ありきでパーティとしては扱いにくい」 「盗賊としては素早いだけで貧弱だ」 「鍵開けや罠の解除すら碌にできない雑魚です」 「近接戦闘も勇者の方が断然上だし、なんならウチのパーティの白魔道士ちゃんの杖殴りの方がマシなレベルで、本職の武闘家や戦士には遠く及ばないわ」 最終的に盗賊としての役割がまるでこなせず、敵より味方を妨害してるとして辛辣な評価のまま、パーティの総意によって追放が決定してしまう。 元々勇者パーティは敵の妨害や罠の解除のために盗賊、あるいは単純な火力要因として戦士や武闘家を必要としていたため、ピーキーな性能の黒魔道士は求められていなかったのだ。 失意に暮れる中、一人でできそうな依頼を探しに立ち寄った山奥の村では、生贄の儀式が行われようとしていた。 そこで生贄にされかけていたのは忌み子扱いを受けていた呪われた少女。 彼女は黒魔法の呪いへの耐性があり、黒魔道士の呪いが効かない超逸材だった。 希望を見出したクロノスは思わず彼女を助け出し、黒魔道士の自分に相応しいであろうまだ見ぬ仲間探しを始めるのだった。 追放された黒魔道士は、勇者だろうと魔王だろうと蹴散らす『災いを呼ぶ者』として恐れられ、そして新たな仲間達と共に成り上がっていく。

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小説を読もう2026/03/09
  • 現在の作品自称999の呪いを持つこのボクを追放するんですか? 〜ありとあらゆる呪いを撒き散らす化け物が野に放たれてしまうけどホントに良いですか?〜