あらすじ
雲の上を進む七福神の宝船。
そこに世界中の神々が、なぜか集まり始めた。
恵比寿、大黒天、毘沙門天、弁財天、布袋、福禄寿、寿老人。
さらに、ガネーシャ、孫悟空、トール、ゼウス、オーディン、アポロン。
そして天照大神と須佐之男命。
神話の国境を越え、神々が勢ぞろいしたそのとき、
孫悟空が言った。
「せっかく神がこんなに集まってるんだ。バンドやろうぜ。」
太陽神アマテラスがボーカル。
雷神トールがドラム。
ガネーシャが重低音のベース。
アポロンが竪琴、弁財天が琵琶。
作詞は歌人、須佐之男命。
そしてライブ興行は商売の神――恵比寿。
こうして史上初の神バンド
**「かみさまバンド」**が誕生する。
しかし問題が一つ。
誰に向けて歌うのか。
神か、人間か、世界か。
神々が出した答えは――
「生きているやつ全員。」
雲の上で生まれた最初の歌は地上に届き、
やがて冥界の門を開く。
かつて歌で冥界の王を動かした伝説の詩人、
オルフェウス。
神々は冥界ライブ開催の条件として、
「失われたオルフェウスの歌を取り戻すこと」を求められる。
鍵を握るのは、
まだ誰にも知られていない一人の人間の歌だった。
神話オールスター × 音楽 × コメディ。
神と人間が同じステージに立つ、
史上初の“神様バンド”初めての公演物語。
※作中に登場する歌は、実際の楽曲として音源化されています。