あらすじ

高校一年の蒼(そら)には、守るべき家族がいる。 仕事で家族を養う義理の姉・陽花(はるか)と、両親を亡くしてから口数が減った弟・光太(こうた)。三人で静かに暮らすだけでいい——そのはずだった。 入学早々、生徒会長・如月綾芽(きさらぎあやめ)に強制的に生徒会へ入れられ、気づけば学校中の女子が蒼を意識し始める。 ライバルの才女。幼馴染の再会。誰もが羨む人気者。教室の隅の無口な少女。先輩、部活の仲間——次々と現れる彼女たちは、蒼の知らないところで静かに、しかし激しく戦っていた。 本人は気づいていない。ただ、彼女たちが時々すごく真剣な目で何かを見つめているな、とは思っている。 家では義姉がまた「妄想モード」に入っていて、光太の一言で現実に引き戻されている。 これは、巻き込まれ体質の少年と、彼を中心に回り始めた日常の、ちょっとおかしくて、少しだけ温かい物語。 ——新たな名前が聞こえるたびに、戦場に一人増える。

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カクヨム
カクヨム2026/03/08
  • 現在の作品僕の日常は、全員が敵の恋愛戦場だった