あらすじ


――​その「守りたい」という想いは、愛か、それとも支配か。

これは、前作「死に至る愛の味」の次世代の話。

​理王と葉月の「毒のような愛」から生まれた烏丸悠理。
​高校生になった彼は、母を異常なまでに愛し、支配する父の血を恐れていた。
外では前髪とマスクで素顔を隠し、逃げるように一人で暮らしていた。

しかし、奔放な妹・沙羅の乱入により、その平穏は崩れてしまう。

​そんな中、小さな書店で上原李奈という少女と出会い、アルバイトを始めることになった。
彼女の存在は、これまで悠理が触れてこなかった味と温かさを教えてくれた。

​自分の本性に怯え、他人を遮断してきた少年は、初めて「誰かのために盾になる」ことを選ぶ。

それが、父へと近づく一歩なのか、どうかも分からないまま。

​これは、呪われた血を引き継いだ少年が、己の忌まわしさに抗い、獣を制御することが出来るのかという物語。

​――悠理が最後に掴むのは、何か?



※本作は、一部、過剰な独占欲や執着、不穏な家庭環境の描写が含まれますのでご注意ください。

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アルファポリス
アルファポリス2026/03/08
  • 現在の作品支配の鎖―獣の血を飼い慣らすまで―