あらすじ

気づいたら、RPGゲームの「序盤ボス」に転生していた。 攻略済みのゲームだから結末は知っている——ガイウス・ファーガリンは傲慢な性格から邪神と力の契約を結び、使徒として勇者一行の前に立ちはだかり、返り討ちにされる序盤ボスだ。しかし転生したガイウスには、そのキャラのステータスが見えていた。全属性S適性、底なしの魔力——裏ボス級のポテンシャル。唯一の問題は、原作ガイウスが怠け者でレベルが3しかない点だった。 「このままだと邪神に取り込まれて死ぬ。最強になって邪神の誘いを断れる状態にするしかない」 かくして9年間、ガイウスは密かにガチ育成を極めた。学院周辺のダンジョンを狩り尽くし、前世の推しメイド・シルヴィアまで巻き込んだ結果、気づけば二人で「最強の番犬とその主人」という謎の関係が完成していた。 学院入学後の計画はシンプルだ。「邪神の誘いを実力で跳ね返しつつ、勇者アレンを育てて邪神を倒させる。自分は背景に徹する」。しかし——勇者は平和ボケしていて動かない。ヒロインたちは次々とピンチに陥る。仕方なく介入すれば毎回ワンパンで解決し、気づけばヒロインから熱い視線を向けられている。 「なんで俺がフラグ立ててんだ。アレン、仕事しろ」 本人は必死に背景を目指しているのに、どう見ても主人公をやっている——不憫な苦労人の奮闘記。

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カクヨム
カクヨム2026/03/08
  • 現在の作品序盤ボスに転生したので生存のためにガチ育成を極める〜勇者に経験値とヒロインを譲りたいのに、なぜか主人公の代わりに好感度をカンストさせている件〜