あらすじ
中卒、社畜歴十五年。
ブラック中小企業の総務として、契約書、経費精算、クレーム処理、顧客対応――
すべてを押し付けられてきた男、桐島憐。
上司は無能、社内は炎上、仕事は山積み。
それでも彼は、怒鳴られる顧客をなだめ、崩壊しかけた案件を裏で修復し続けてきた。
――そしてある日、過労の果てに死んだ。
次に目を覚ました場所は、魔物と冒険者が生きる異世界。
しかも転生先は、魔物に噛み殺された新人受付。
所属するギルドは不正、クレーム、未処理書類だらけの崩壊寸前組織。
だが彼は知っている。
組織が壊れる理由も、立て直す方法も。
契約整理、会計処理、クレーム対応、制度改革。
武器は剣でも魔法でもない。――総務スキル。
社畜総務が剣と魔法の異世界で組織を救う。
これは最強の“裏方”がギルドを建て直す物語。