あらすじ
悪役令嬢を狙う陰謀は、すべて侍女が片付けていた。
公爵令嬢ヴィオレッタは、社交界で「悪役令嬢」と呼ばれている。
王太子の婚約者でありながら、聖女に心を奪われた王太子やその側近から、暗殺や冤罪など数々の陰謀を仕掛けられているからだ。
――もっとも、本人は何も知らない。
暗殺者も毒も失脚工作も、侍女ハンナが裏で全部処理しているからである。
元孤児のハンナは、命の恩人であるお嬢様の平和を守るため、今日も陰謀を潰し続ける。
そんな彼女の正体に気づいたのは、王国最強の騎士団長オスカーただ一人。
これは、
優しすぎる悪役令嬢と、
最強すぎる侍女が王宮の陰謀を裏から掃除していく物語。
「お嬢様の世界は今日も平和です。
――わたしが全部やりましたので」