あらすじ
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公爵令嬢セシリアは、無実の罪で婚約破棄され、断頭台へと送られた。
「来世では幸せになりたい……」
そう願って処刑直前の毒入りワインを飲んだ瞬間、真っ黒な毛玉が現れた。
『来世? 不確かなものに期待するな。今、この瞬間の怒りを糧に生きろ』
毛玉(魔王)はセシリアの絶望と猛毒を飲み干し、彼女の死を偽装した。
処刑されたはずのセシリアは、魔王の加護により「誰からも認識されない幽霊のような存在」として王都を脱出する。
辿り着いたのは、誰も住めないはずの死の荒野。
しかし、魔王の力でそこは「苦しみ」が存在しない『現世の楽園』へと変貌する。
「私の国を作りましょう。私を捨てたあの国が、羨んで狂うほどの」
セシリアの統治する楽園には、王国の有能な人材が次々と亡命し、かつての婚約者たちは衰退していく国で「生きながらの地獄」を味わうことになる。
死んだはずの令嬢が、圧倒的な幸福で復讐を果たす、国傾けファンタジー!