あらすじ
えっと……、こんにちは? ノボルです。
リストラ前のカボ屋ですが、残念なことに、早めの退職が確定してしまいました。
えっ? 「カボ屋って何?」、「カボチャじゃないの?」ですか……?
良い質問ですね! カボはカボションの略で、世界最古の……、ええっ! 興味無し!?
まあ良いんですが……、え? 「退職が早まった理由」ですか?
良くぞ聞いてくれました! 穴に落ちてしまったからなんですよ!
僕の趣味は山歩きなので、いつもどおり休日に登って、仕事に差し支えない時間に帰ろうとしたんです。
そしたら、その帰り道に「ガマ」を見付けましてね! ガマガエルじゃなくて……、えっ! これも興味無し!?
まあ良いんですが、それで、そのガマは、帰り道に開いてた穴の中に見えたんですね。
ちょうど手持ちのロープを道端の木に巻いて、降りれば届くかもって思ったら、衝動に負けてしまったという訳でして……。
「そんな貧相な体だから当然の自業自得だ!」、「さっさと助けを呼んで、すぐに帰れ!」って……?
まあそうなんですけどね、落ちた責任は僕にもありますが、落ちた先は僕の責任じゃないので、助けは呼べないんですよ……。
え? 「これだから余所者は!」、「軽々しく契った経緯を話せ」、「っていうか最初から話せよ」……?
うーん、まあそうなりますよね、そんな大した話にはならないと思いますが、覚え書きした範囲で良いなら……。
「勿体付けるな早くしろ!」、「酒と肴!」、「愛について詳しく語れ!」って……?
ええー……、「愛を話せ」って言われても、劇的な要素なんて無いですし、今でも愛が何かなんて分からないんですが……。
「ふざけるな淫乱魔王! つぶさに語れ!」、「女泣かせまくった奴が何言ってやがる! その裏で何人の女が涙を飲んだと思ってるんだ!」、「早く本命について語れ!」……?
あああ……、分かりました、その辺も多少は話しますが、そんなに期待はしないでくださいね。
何せ、僕はただの一般人で、大冒険に憧れる質でもなく、誰かの心を掴める語彙がある訳でもないので……。
多分、のんびりした長ったらしい話になってしまうと思いますが、過度なエモや暴力を好まない方々には、退屈しのぎになるかも知れません。
え!? 「見せ場」? どうでしょう……?
僕が「これだ!」と話しても、みんな「え? それのどこが?」ってなる気がします……。
ここまでの流れを見て、離席した方は正解です。
これは、僕の視点からの話でしかないので、こんな感じで続くと思ってください。
あ、でも、補足や訂正してくれる方は大歓迎ですよ!
何処まで続けられるか分かりませんが、宜しくどうぞ。