あらすじ

民俗学のレポートのため、 俺は山奥にある小さな祭りを見に行った。 名前は―― 「おまつりむら」 観光パンフレットにはそう書いてあったが、 地図にもネットにも、その村の名前は出てこない。 それでも祭りは確かに存在した。 赤い提灯。 同じ柄の浴衣を着た村人たち。 そして、俺の名前を最初から知っている住民たち。 夜になり、祭りが始まる。 太鼓が鳴り、踊りが始まり、 村人たちは言った。 「今年も外から来てくれたね」 「これで祭りができる」 やがて広場の中央に運ばれてきたのは、 札だらけの大きな甕だった。

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エブリスタ2026/03/07
  • 現在の作品【洒落怖】おまつりむら