あらすじ
オカルト誌『月刊Watts』の記者・関本夕凪は、ネタ不足に頭を抱えていた。SNSで情報を募るも、届くのは加工された嘘ばかり。そんな中、編集長のもとに届いた一件の奇妙なメッセージ。
「強い子に育つよう、鬼の角を飲まされた子がいます」
半信半疑のまま夕凪が向かったのは、皮肉な名を持つ『幸福村』。そこで彼女を待っていたのは、感情の高ぶりとともに肌が緋色に染まり、異常な熱を放つ青年・城崎翔琉だった。
村の広告塔として「鬼神」と崇められ、同時に恐れられてきた彼の孤独に触れたとき、夕凪のペンが綴る「真実」とは――。
鬼応募作2026.03.07