あらすじ

「彼女」の命の権利は、誰が持っている? 国か、家族か、医者か、神か…… 死にたい彼女とゲストたちが、徹底討論! 本書は、映画『安楽死特区』の公開を記念して出版される。私はブックマン社の編集者であるが、小社原作のこの映画にプロデューサーとして関わることになり、彼女に安楽死についてアドバイスを求めた。——中 略——彼 女 は、とても素敵な名前の持ち主だが、実名を出していない。だから著者名は、彼女の活動名「くらんけ」になっている。 そう、医師や看護師が患者を呼ぶときに使うドイツ語(Kranke)だ。 彼女は私にとって、Krankeではない。大事な著者であり、大好きな友達だ。だからせめてこの冒頭の文章だけは、「彼女」と書かかせてほしい。彼女が本名で活動しても、「死ぬ死ぬ詐欺!」とか「どうせ死ぬ気はないんでしょう?」などといった、冷たい言葉の石を投げつけられない世の中が来ることを願いつつ…… 2026年1月 ブックマン社編集長 小宮亜里 「僕にも、メディカルレポートを書いてくれという依頼がありました… …書くと僕が訴訟されてしまう可能性があるので、全部断っていましたけれど」・・・・・長尾和宏 「脚本を渡されてから撮影準備が進むなかで、『セリフを覚えるのが自分の仕事じゃないよな』というのをずっと感じていました」・・・・・毎熊克哉 「(くらんけの)お父様は、どんな想いで、致死薬を口にした娘を見つめていたのかなって……」・・・・・大西礼芳 「うちの父親は川に魚釣りで、おたくのお母さんは、山に栗拾い。で、死にかけるって何それ?日本昔話かよ(笑)」・・・・・梶原阿貴 「私の場合は、〝死にたい〟じゃないんだよね。〝消えたい〟という願望なの。ちょっと違うんだよね。」・・・・・カマたく 【目次】 はじめに/自発的死亡に対する幇助の嘆願書 映画『安楽死特区』Introduction/Story 第一章 with長尾和宏日本ではなぜ「安楽死ができないの?」 第二章 with毎熊克哉大西礼芳「安楽死」がテーマの映画をつくるということ 第三章 with梶原阿貴「死にたい」を家族と共有するには? 第四章 withカマたく人の「死にたい」を笑うな!

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シーモア
シーモア2026/03/07
  • 現在の作品彼女を死なせちゃダメですか?