あらすじ
「お前みたいな『器用貧乏』は、我がパーティーには不要だ。二度とツラを見せるな!」
Sランクパーティーから追放された少年・テオ。
剣術、魔術、家事……何をやらせても「そこそこ」止まりの彼は、役立たずのレッテルを貼られ、魔物蠢く森へと捨てられてしまう。
だが、テオには自覚がなかった。
彼の「そこそこ」は、すでに**人類の常識を遥か彼方に突き抜けた【概念級】**に到達していたことに。
喉が渇いたからと【水魔法】を使えば、一滴の雫で地形が変わり。
日除けが欲しいと【闇魔法】を練れば、世界の空から太陽が消える。
「おかしいな……。やっぱり僕、加減が下手で器用貧乏だなぁ」
本人は首を傾げながらも、森で出会った聖女を洗顔用の「聖水(自称)」で救い、気づけば世界から崇められる存在に。
一方、テオという「完璧な裏方」を失った元パーティーは、装備が朽ち果て、絶体絶命のピンチに陥っていて――。
無自覚少年の「お掃除」と「お茶会」が、いつの間にか世界を救ってしまう最強成り上がりファンタジー、開幕!