あらすじ

両親は、物心ついた頃から仲が悪かった。 母は父のことを「あの甲斐性無し」と呼び続けていた。 母の借金をきっかけに、私は長い間両親と絶縁する。 やがて父は認知症になり、そのまま亡くなった。 火葬の日、母のある表情を見たとき、私は言葉を失う。 私が知っていた夫婦の姿と、 そこにあった感情は、 もしかすると違っていたのかもしれない。 子供には見えない夫婦の時間を、 私はそのとき初めて想像した。

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カクヨム
カクヨム2026/03/07
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