あらすじ
俺が殺してしまった男に、謝れるのは残り十年——。
十四年前に起きた連続殺人事件の被疑者として、無罪の男・藤原雅が死刑になってしまった。そのほとんどの責任は、この事件を調査した刑事・神城廉也に押し付けられた。
世間が放つ批判の輪は、徐々に広がっていき、ついには、大好きな仲間たちからも見捨てられてしまう。
絶望の果てに、廉也は人のいない崖から身を投げ出した。
目が覚めると、そこは幕末だった。そして彼は、新選組鬼の副長・土方歳三に転生していた。
非現実的なその状況に理解が追いつかず、驚愕する廉也。
しかし、さらに衝撃的な事実を知る。
「藤原も、この時代の誰かに転生している」
忠実での土方の余命は、残り十年未満。しかも、姿と魂が噛み合わず、誰が誰かわからない。
そんな中、廉也は死にゆく運命・土方の人生を背負いながら、今こそ藤原を見つけ出し、贖罪を果たすことができるのか!?
※物語の都合上「残酷描写あり」の設定にしていますが、グロテスクな描写は最小限に留めています。