あらすじ
婚約者の第一王子に断罪された悪役令嬢エルゼ。
その瞬間、彼女は思い出す。ここが乙女ゲームの世界で、自分が「破滅する悪役」だということを。
けれどエルゼは絶望しない。
――破滅する側は、もう終わり。なら、破滅させる側に回るまで。
彼女が手を組んだのは、学園で疎まれる隠しキャラの天才ヴィンセント。
王子は「正義」と「手柄」を信じて、王家の支柱を自分の手で叩き折っていく。
軍部、貴族院、王位継承者――すべてを“合法的な手続き”で。
半年後の卒業パーティー。
守る盾も、支える柱も、逃げる梯子も――。
すべて自分の署名で壊したと気づいたときには、もう遅い。
これは、断罪された悪役令嬢が隠しキャラと共犯になり、
王子を合法的に破滅させて女王になる逆転ざまぁ。