あらすじ
【転生なし・王道ローファンタジー】
「この剣を手にする者は、愛する者の記憶を失う――」
世界各地に点在する、強力すぎるがゆえに忌み嫌われた『呪具』たち。
それらはかつて世界を救った英雄たちの武器であり、今は悲しき呪いに囚われた「乙女」の姿をしていた。
白銀の髪を持つ少年聖騎士・エルは、失われた聖職の奥義『三相の聖刻騎士(トリニティ・ステラ)』の継承者。
彼は、触れるだけで魂を汚染する呪具を「浄化」し、その呪いを自らの体に肩代わりすることで、彼女たちに実体を与える唯一の存在だった。
「もう大丈夫だよ。君の闇は、僕が全部抱きしめるから」
最初に救い出したのは、高慢だが寂しがり屋な大剣の精霊・ルミナ。
彼女を皮切りに、エルの元には次々と「呪われた装備品」の美少女たちが集まっていく。
さらには先代勇者の未亡人、未来を視る謎の少女までもが、幼くも気高いエルの光に当てられ、彼を巡る恋の争奪戦に参戦し……?
呪具を武器として振るい、乙女として愛でる。
世界を滅ぼす「深淵の呪い」に立ち向かう、一人の少年と呪われし乙女たちの救済の旅が今、幕を開ける。