あらすじ
亮介はジムでパーソナルトレーナーをしているゲイだ。
だけど、本命なんて一度もいたことない。
そんな俺が、芦屋の画廊で出会った一枚の絵。
春の海を青く描かない、優しい色使いの油彩画。
作者は光太郎さん、知的で頼りないメガネおじさま画家。
ジムに入会してきた彼は、俺の体を「描きたい」と言い出した。
デッサンモデルになったら……視線だけで俺の体を熱く撫でるような下心が、線に込められてた。
今までの男たちはすぐ手を出してきたのに、この人は違う。
遠回しに、執着たっぷりに、俺を欲しがる。
光太郎さんの細い腕が、意外と強く俺を引き寄せてきた。
「君が魅力的すぎるからダメなんだ」
そう言って、俺の匂いを自分の香りで上書きしようとするおじさま。
経験豊富な俺が、初めて「本命」を知った夜。
優しい線が、俺だけに向いた執着に変わった瞬間。
頼りないメガネおじさまの甘い独占欲に、俺は完全に落ちた――。
※プラトニック寄り甘々執着BL。年上攻め×経験豊富受け。匂いフェチ・上書き要素あり。