あらすじ
王家の金を筆頭に、美しい髪色こそが高貴さの象徴とされる国に生まれた、「黒髪」の王女。
「王家の恥」「忌み子」とされ、宮殿の端の小さな塔に閉じ込められたその少女は、突然やってきた白髪イケメン執事と共に結構平和に暮らしていた。
しかしある日、人目を盗んでひっそりと街へお出かけ中、突如として魔物化した(元)人間に襲われる。
絶体絶命のピンチ!を助けてくれたのは、まさかの黒髪の
――魔王だった。
歯止めの効かない膨大な魔力で暴れまわるその(元)人間を瞬殺した魔王は、少女の方へ向き直り言い放つ。
「おいお前、俺の娘……いや流石にそれはハードル高いか……うーん……
ああ、そうだ。
お前、俺の妹にならないか?」
これは、虐げられていた王女が、魔王の妹となって溺愛されるお話。
……うん?本人が何か言いたいようです。
仕方ないですね、一言どうぞ。
「ふざけるな!こんな変態の妹とか嫌だよ!会って1秒で妹になれとか頭おかしいだろ!だいたい私は……」
おっと。少々回線が乱れてしまったようで……。
良く聞こえませんでしたが、きっと今の溢れ出る幸せな気持ちを言葉にしていたのでしょうね。
それでは皆様、本編でお会いしましょう。Adiós!