あらすじ

大蛇の化石発見からしばらく、氷見川葵はメディア対応に追われていた。 世間は世紀の大発見に湧いている。葵を始め、あの化石の発見に居合わせた楽々浦夜と大瓦恭介の三人は、今や時の人である。 ところが、事態は急変した。 とある大学の研究によって、化石が発見された地層が明治時代のものであることが明らかとなったのである。 つまり、あの化石はでっち上げ。葵たちはペテン師のレッテルを貼られ、誹謗中傷に晒されることとなった。 そんな中、葵の体に蛇の鱗のようなものが発現する。それは夜と大瓦にも同様であった。三人は改めて互いの状況を確認する中で、それぞれが化石発見時の記憶に違和感を抱えていることに気付く。 自分たちはどうしてあの日、あの洞窟に行ったのか? 記憶の混濁。自分たちは何か大切なことを忘れているのではないか。 疑問を抱いた葵たちは、古書店主である池水の協力を仰ぎ、改めて地図と大蛇について情報を集め始める。そこには神話に通じる秘密が隠されていた。 ---- 本作は【「ツキヨム」楽曲化短編小説コンテスト】への応募作です。 コンテストの課題作品である「蛇よ、どうか今宵は月に溺れぬように(序章・著:成田良悟)」(https://kakuyomu.jp/works/822139841980969846)の続章として執筆いたしました。 本作をご覧になる際は、先に上記の課題文をお読みになることを推奨いたします。

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カクヨム
カクヨム2026/03/07
  • 現在の作品蛇よ、どうかあの月の光を忘れぬように(続章)