あらすじ
大学生の沢村翔太には悩みがある。
積極的な後輩・心菜、セクシーな先輩・麻衣、穏やかな香織、弁当を届け続ける謎めいた巫女・千鶴――四人の美女から好かれているのに、誰も選べないことだ。
そして何より、いつもそばにいる幼馴染の陸斗(イケメン)が最近どうもおかしい。
誰かを選べば、誰かが傷つく。
だから翔太は今日も選べない。
そんなある夜、白くて丸い鳥が部屋に飛び込んできた。
ピーナッツバターを夢中でなめるその姿は可愛いだけのはずなのに――なぜか、こちらの全てを知っているような目をしている。
それ以来、白い鳥はどこにでも現れ、まるで誰かの意志のように翔太の周りを動かし始める。
平穏な日常は、この鳥の出現を境に、静かに、しかし確実に崩れ始める。
四人の美女、距離の近すぎる幼馴染、そして謎の白い鳥――。
果たして翔太は、誰も傷つけずに自分の気持ちに答えを出せるのか。
それとも、この不可解な運命に翻弄され続けるのか。
白い鳥が見つめる先で、翔太の“幸福な絶望”が始まる――。