あらすじ

前世でやり込んだ乙女ゲームの世界で、名もなきモブ男爵令嬢・リアナ(18歳)に転生してしまった私。 普通なら攻略対象の王子様たちに会いに行くところだけど、私の最推しはそんなキラキラした男たちじゃない。 私の推しは、ゲームの終盤で主人公たちに討伐されてしまう悲劇のラスボス――「呪われた辺境伯」こと、クライヴ様(30歳)である! 「推しのバッドエンドなんて絶対に回避してみせる!」 そう決意した私は、実家から厄介払いとして「呪われた辺境伯への生贄(という名の花嫁)」に選ばれたことを大歓喜で受け入れた。だってこれ、実質的に最前列確定のSS席チケットじゃないですか! 彼の周囲に漂う恐ろしい呪いの瘴気は、私にとっては「推しの尊いオーラ(マイナスイオン)」。 冷酷に睨まれても「今日のファンサも最高です!」と大興奮。 あくまで一人のファンとして、彼が幸せに生きられるよう陰ながら(?)全力でサポートと推し活に励んでいた。 ――しかし。 生涯誰にも愛されず、化け物として孤独に死ぬ運命だと絶望していたクライヴ様は、自分を一切恐れず熱烈な視線と愛(※ファンとしての特大感情)を向けてくるリアナに、完全に絆されてしまったらしい。 「君だけだ。こんなに私を求めてくれるのは。……もう一生、私から逃がさないよ」 気づけば推しの呪いはすっかり浄化され、なぜか私を膝の上から降ろしてくれない「超・過保護で愛が重い甘やかしおじさま」へと変貌を遂げていた!? ゲーム本来の主人公(ヒロイン)がシナリオ通りに彼を浄化しにやってきた頃には、すでに私は彼の腕の中で溺愛されていて……。 いやあの、ヒロインちゃん! 私ただのモブなんで、そんな驚いた顔で見ないで! 「推し活」に全力なだけのモブ令嬢と、不器用だけど愛が重すぎるラスボス辺境伯が織りなす、すれ違い(?)溺愛ラブコメディ!

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小説を読もう2026/03/07
  • 現在の作品乙女ゲームのモブ令嬢に転生したので、推しのラスボス(※一回り年上の呪われた辺境伯)を陰ながら推し活していたら、なぜか主人公よりも溺愛されて甘やかされています