あらすじ
十年間、王太子妃教育を受けてきた侯爵令嬢マドレーヌ。
だが王太子アレクサンドルは、彼女には「婚約は揺るがない」と語りながら、別の令嬢には「婚約は形だけで終わる」と嘘を重ねていた。
その嘘に騙されたのは、マドレーヌの元親友ジュリエット。
しかし彼女は泣き寝入りを選ばない。
二人は王宮夜会の中央で、王太子の手紙と王家の記録を突きつける。
嘘は貴族たちの前で暴かれ、王太子は廃太子となり追放。
十年の婚約が終わったその瞬間、現れたのは隣国の若き公爵。
「十年前から、あなたに求婚する機会を待っていました」