あらすじ
勇者パーティーを追放されたライムのスキルは、《運操作》。
運気をゆるく操る、地味だけど強力な支援スキルだ。
しかし鑑定を読めなかった勇者たちは、これをまさかの
「運送さ」=荷物運びスキル と勘違い。
「戦闘で役に立たない」と決めつけ、ライムを追放してしまう。
行き倒れかけた先でたまたま助けたのは宰相閣下。
空腹で描いた絵が絶賛され、歌えば人も仕事も勝手に集まり、
気づけば街でも王城でも引っ張りだこに。
レベルが上がるにつれ精霊とも話せるようになり、
森や王城の騒動まで頼られるようになっていく。
一方、ライムを追放した勇者パーティーはというと……?
本人がまったく気にしていない間に、運に見放されていくのだった。
運を操るスキル持ちが、絵と歌と精霊に囲まれて過ごす、
ゆるくて温かい異世界日常ファンタジー。