あらすじ

創世暦4755年。 人類は新たな進化を遂げ、崩壊した地球を脱し、「漂流者」となって宇宙を旅していた。 彼らは第4次世界大戦の後、核兵器の使用によって荒廃した大地の上で、死にゆく星と生命の行く末を見届けようとしていた。 人類を救ったのは、ソラリス(調停者)と呼ばれる外界の“ヒト”であり、人類の“祖先”であり、——現生生物の祖先であった。 実は、人類を含む地球上のあらゆる生命体は、地球の誕生以後、宇宙生命化プログラム(エネルギー保存化計画)の一端として、原始生命体の細胞を分け与えられ、独自に進化を遂げた歴史を持っていた。 ソラリスは全宇宙に存在する無数の星に種を植え付け、あらゆる生命体の可能性を探り、様々な種と生命の繁栄を手助けする「箱舟」の役割を担っていた。 人類は、彼らの集積する生命のパーツ、——すなわち“宇宙生命化プログラム”の「データ」の一部として回収され、次なる進化へと向けたステップに移行していた。 銀河GN-z11の中にある星、カストル星には、かつて地球で暮らしていた人類の細胞を受け継ぐ「フェアリー」や「バーバリアン」、「アヤカシ」、「エルフ」、「ドラゴニア」、その他様々な種族が、“第一次大陸間戦争”と呼ばれる大規模な戦時時代の真っ只中にいた。 東の大陸に鎮座する帝国、ミゼリア東方共和国の兵士養成学校、『セントラル・アカデミー』の期待の新人として名を馳せる“セフィリア・ハールート”は、自らの特性を活かした修道士(ソーサラー)としての道を極めようと、日々の修練を重ねていた。 そんな最中、アカデミーの教官から“ある人物”と手を組んでみてくれないか?と提案を受ける。 彼女は研修生の身ながら、次期魔導兵候補生の一員として将来が約束されていたも同然だった。 誰かの手を借りる必要も、余計な勉学に励む必要もない。 しかし、教官は言ったのだ。 「お前に足りないものは、戦闘に於ける「力」ではなく、「知識」なのだ」 と。 彼女は理解できなかった。 力はもちろん、知識が不足していることなんて… 才能あふれる彼女の前に現れたのは、同じく“期待の新人”として名を馳せていたダリの村出身の戦士、“ソラ・アーケード”だった。 彼は、期待の新人ながら、とある問題点を抱えていて…

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/03/07
  • 現在の作品物理攻撃に全振りしたバーサーカーに、需要はありますか?