あらすじ

魔導飛行船が砂漠に墜落した。22歳の騎士団長ビランは「30歳以上は重石だ」と言い放ち、元兵站官アトラスと29歳の聖女エルザ、そして動けない老人ギルバートを置き去り(追放)にする。 水なし、足なし、魔力なし。絶望的な状況でアトラスが取り出したのは、捨てられた「化粧鏡」と「壊れた方位磁石」だった。 「二十代後半特有の、根拠のない生存本能に期待しましょうか」 「言い方ぁぁぁ!」 「あんた、さっきから一言多いのよ!」 サバイバルロジックと、熟成された大人の知恵。若さが暴走し自滅していくエリートたちを横目に、崖っぷちの30代による最高に皮肉で知的な生存戦略が始まる。

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カクヨム
カクヨム2026/03/06
  • 現在の作品三十路の残り水 ―置いていかれた兵站官と29歳聖女の砂漠生存戦略。最新魔導具で自滅するエリートを尻目に、鏡とガラクタで逆転する。