あらすじ
この世界は、今にも魔王に侵略されようとしている。東方の森(エルフ族)、北方の山の中にある城塞都市に住むのはドワーフ族。
そして中央都市、アレグリア。下方には魔王が住むという魔王城、西方の荒野は既に陥落しており、敵対種族が住んでいるらしい。
中央都市アレグリアから主人の王命の付き人として、馬で移動している1人の少年。
名をレックス。至って普通の少年である。
首元に光る青紫の紋印さえ、なければ。
この国には、当たり前に奴隷が売買出来る世界。奴隷になった者は一生奴隷紋が続く。
出自は最低であり、スキルの行使もできないか、持っていたとしても制限される。
人々は奴隷を見て、誰しもこう言う。
「"奴隷とは、支配者層の玩具"である」と。
主人公はある日、生きていると思っていた家族が主人によって殺されているのを知る。無慈悲にも死んだ父、母、弟、幼い双子の妹達。
更に今まで稼いだお金は、主人の懐に入っていた事を知る。奴隷紋による強制支配、周りの兵士達の暴力で死んだと思ったら、知らない間に新スキルが芽生えていた!
この物語は、無惨にも家族を殺され、奴隷紋で発現するはずだったスキルさえ無くした少年が、もっと早い段階で芽生えるはずだった友情や恋愛、感情などを新しくできた仲間と取り戻し、様々な苦難や逆境を乗り越え、家族を殺した者たちに、復讐を遂げる少年の成り上がり小説。誕生!