あらすじ

小学四年生のあおいは、祖父のことが大好きだった。 広い屋敷の一番奥にある祖父の部屋で、あおいは歌を歌い、祖父は嬉しそうにそれを聞いていた。 しかし両親は祖父を嫌っていた。 かつて会社を支配していた祖父を、父は憎んでいたのだ。 ある日から祖父の食事だけが家族と別になり、祖父は少しずつ弱っていく。 やがて祖父は部屋にこもるようになった。 それでも、誰も気にしていなかった。 ――二週間、誰も。 ある夜、祖父の声に呼ばれた気がして、あおいは祖父の部屋を訪れる。 そこで彼女が見たものは――。 孤独と家族の歪みを描く、静かな心理ホラー。

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カクヨム
カクヨム2026/03/06
  • 現在の作品二週間、誰も気づかなかった