あらすじ

春。  佐倉美咲が出会ったのは、身も凍る恐怖と、デカい女子高生――二階堂円子だった。  円子は言う。 「普通の人は霊能力(バリア)を持ってる。だから、霊なんて見ない」  怪異は霊ではない。人格もない。魂すら無い。  それは、場所に焼き付いた強烈な負の記憶——“障り”。  触れれば最後、その苦痛に魂ごと引きずり込まれる。  霊能力を持たない円子には、世界が剥き出しのまま見える。  守る術(バリア)を持たない彼女の唯一の武器は、鍛え抜かれた己の肉体と、拳。  自傷上等。ノーガード。  学校に潜む怪異へ、祈りも救済もなく、ただ真正面から叩き込む。  怪異と、拳と、女子高生。  放課後の校舎に、制服の獣が吠える――。

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カクヨム
カクヨム2026/03/06
  • 現在の作品怪異と拳と女子高生