あらすじ

昭和二十年八月十五日。  大日本帝国は連合国に無条件降伏した。  莫大な予算と資材を投じて建造された大和型三隻を残しながらの敗戦は、国民から〈無様な敗北〉とさえ呼ばれた。  しかし、戦争がもたらした混乱――そして、日本が生き残るための戦いは、まだ終わっていなかった。  復員した元海軍大尉・三橋は、GHQによる急進的な改革で海軍が解体されたのち、故郷横浜で市警に職を得る。  ある日、海兵同期の酒井と再会する。ソ連占領によって故郷・樺太に帰れぬ酒井の前に、元海軍大佐・神重徳が現れ、ある計画への参加を持ちかける。 「柳に帰れるぞ」  その言葉とともに、酒井は去っていく。  それは、日本の存続を賭けた巨大な計画の始まりだった。  やがて訪れる冷戦。  クロスロードの標的艦として回航される大和と武蔵。  逆賊の汚名を着てまで果たそうとする者たち。  大和と武蔵が残った架空の日本を舞台に、国家存続を賭けた大計画を描く叙事詩。  ここに始まる。

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カクヨム
カクヨム2026/03/06
  • 現在の作品堕ちた旭を再び掲げよーー戦艦大和vs武蔵、二つの日本