あらすじ
タワーマンションで一人暮らしをしている真理恵は、ある昼下がり、ベランダでうとうとしていた。
そして目を覚ました瞬間——知らない学園の教室にいた。
そこは貴族の子女が通う異世界の学園。
しかも彼女は、気弱な侯爵令嬢「アマーリエ」の身体に入れ替わっていた。
陰口。
嫌がらせ。
壊される持ち物。
婚約者に相応しくないと嘲られる毎日。
家の名誉のため、すべてを黙って耐えてきた少女。
夜になると、真理恵は不思議なアンティークカフェのような場所で、本来のアマーリエと出会う。
状況を整理するため、二人はまず「不満を書き出してみる」ことにした。
けれど紙に並んだ言葉は、やがて対策になり、
そして少しずつ——未来の「やりたいこと」に変わっていく。
これは、入れ替わった二人が互いの人生を少しずつ取り戻していく物語。
とりあえず、不満を書き出してみます。