あらすじ
勇者の血を引く王家が支配する国では、人は生まれた瞬間に「役目」を決められ、逆らえば“矯正”される。
公爵家三男ロイドは秩序院総監に就任し、王家が裏で動かす特別矯正区の存在を知る。そこは人を隔離し、思想を壊し、召喚者の知識で「医薬」や「試作装備」を作る施設だった。
医局の見習いリアは、矯正区に連れていかれる者を救うため潜入し、拘束される。
ロイドは秩序の象徴の立場を捨てて矯正区へ踏み込み、リアを奪い返す。
その瞬間、王家はロイドを反逆者として公開し、公爵家ごと粛清すると宣告する。
粛清か、挙兵か――守護者の家である公爵家は、ついに王家へ牙を剥く。