あらすじ
幼馴染が彼氏になった。
けれど、私の日常は何一つ変わらない。ぐうたらでアホなアイツを叩き起こし、その手を引っ張りながら、歩いてゆく。そこに甘酸っぱさはない、ときめきも無い。口説き文句のひとつも無い。
だから、アイツと初体験を迎えても、どうということはないだろう。そう確信していた。
なのに、それなのに。
「ーー花織、おはよう。今日も可愛いな」
寝癖混じりの髪は整えられ、言葉遣いに優しさが満ちる。そうして、その眼差しに愛情がたっぷりと込められてーー
『はじめて』をあげたら、男は変わるというけれど。まさか、こんな事になるとは思わなかった。
あぁ、もう。幼馴染が変わりすぎてーーつらい。
※後半に幼馴染(男)視点があります。
また、具体的な性的表現・描写はございません。