あらすじ
目が覚めて、思い出す。
「私、悪役令嬢?!!!」
ブラック企業で働き、車に轢かれて終わった前世。
なのに転生した先は、乙女ゲームの:破滅確定悪役令嬢”エルノシア・クラヴィチェルシェ”。
このままでは処刑ルート一直線。
「こうなったら逃げるしかない!」
屋敷を飛び出し、身分を隠して田舎で花屋として暮らし始めていたのに、
……のはずだったのに。
「エルノシア・クラヴィチェルシェ嬢。何をなさっているのですか?」
花束を持って現れたのは、遠方にいるはずの婚約者――
”氷の騎士”と恐れられる”王国騎士団長兼侯爵家”?!
「なぜここに?
どうして私を見つけたの?」
そして彼は当然のように言った。
「迎えに来ました」
半ば強引に彼の領地へ連れて行かれることになった私だが。
どうやらこの婚約者、
私のことが好きすぎるらしいーー。