あらすじ
公爵夫人エルサは「娘ミーナに悪女の英才教育を施した毒婦」という冤罪を着せられ、北の最果てフェンリル領へ追放される。
しかし前世でインテリアメーカー勤めだったエルサにとって、極寒は敵ではなく“改善対象”。宝石ではなく羊毛・厚布・熱源石を持ち込み、隙間風だらけの石造りの屋敷を、断熱・気密・輻射熱の知恵で次々と快適化していく。
監視役の無口な騎士カイルも、気づけば作業を手伝わされる羽目に。
そして冬の仕上げは、異世界初の禁断アイテム「こたつ」!
こたつで丸くなる猫(実は伝説の氷狐)と、みかんそっくりの「ルミの実」の香りに包まれ、母娘は“世界一温かい場所”を手に入れる。
王都が燃料不足で凍える噂が届いても、エルサは笑う。
ざまぁより、今日も娘とぬくぬくするために。