あらすじ

「頼む、パーティを抜けてくれないか⁉︎」 「……は?」 あらゆる技術や能力を極めたAランク冒険者であるリアンは、愛するパーティのために尽力する日々を送っていた。 おかげでパーティメンバーは怪我知らず、負け知らず、失敗知らずでAランクパーティとして名を轟かせている。 順風満帆な冒険者ライフを満喫していたリアンだが、いつも通り酒場でクエストの慰労会をしていると、突然パーティメンバー全員が勢いよく頭を下げて「パーティを抜けてくれ!」と言い出したではないか! まさに青天の霹靂。 パーティに尽くすことが生き甲斐で、パーティのためならなんだってするつもりのリアンは思わず呆然としてしまう。 なんとか理由を問えば、リアンが過保護にパーティのサポートをしすぎるせいでランクに実力が伴わない状態となっていることが心苦しいとのこと。一度パーティを解散し、一から出直して研鑽を積みたいと涙ながらに訴えられてしまう。 パーティのためだとこれまで頑張ってきたことが、大切なパーティメンバーをここまで追い詰めていたなんて……―― 突然大切な居場所を失い傷心のリアンは、茫然自失としたままとある場所へ赴くことにした。 それは、王都からほど近い場所にある初級ダンジョン。 その初級ダンジョンでリアンだけが知る秘密のルートを抜けた先にある場所――隠しダンジョンだ。 隠しダンジョンには、リアンの良き理解者であり友である偉大なる緑竜・ヴェルデがいる。 「お主、我のダンジョンに住まいたくば、こやつらの育ての親になれ」 「ああ……って、はあっ⁉︎」 大切な居場所を失ったAランク冒険者が、親に捨てられた亜人の双子と触れ合う中で他者との関わり方を見つめ返していく――

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小説を読もう2026/03/06
  • 現在の作品過保護すぎてパーティを追われた無自覚万能冒険者は、ダンジョンで双子亜人の子育て中